技術者としての残り時間
ソースコードの読めない世界で仕事をするのはすごく無駄が大きいし,お金もかかる*2.だから,周囲がWindows化していく中で,私が生き残るために取った手段は以下の通りである.
- それまでのやり方でできる作業スキルは流行に遅れているという理由だけでは捨てない.一例としてLaTeX,C,アセンブリ言語,awk,これらは全部今でも使えている.確定申告にはawkは大事なパートナーだ(笑).
- 未知のインターフェースやデータ形式については対応は最小限にするところから始める.例えば,Wordでのデータ交換はするが,必要もないのにWindowsでしか使えない言語の環境で作業はしない.
- それまでのやり方の延長上でできることに対しては積極的に活用する.例えばPSからPDFを作る手法,HTTPを使った諸々のデータのやりとりの仕方とレンダリングなど.
- 自分が好きだったことが余芸として活用できないかを常に考え続け,活用できると思ったら勉強し,実験してみる.ハードウェア,無線,音楽,母語以外の人間の話す言葉,など.自分の好きなことに関連づけて勉強できるコンピュータ技術もある.私の場合,MySQLとPerlを真剣にやろうという気になったのは,アマチュア無線の交信記録を管理するためだった*3.幸い先達も多く,すぐに会得することができた.
- 自分がやらなくてもいいことは極力やらない.やっていたら時間が無限に過ぎてしまうから.人の生活は技術の練習だけで済むわけじゃない.